仕事を頼む、頼まれるのメカニズム

本日の雑談では以下の本の読書会を行いました。

「具体⇔抽象」トレーニング思考力が飛躍的にアップする29問 著者: 細谷功著

プログラミングでも、仕事を依頼する、依頼されるでも抽象具象というキーワードはよく出てきます。 今回は、仕事を頼む、頼まれるを構造化して、どのようなことは起こっているか議論しました。

依頼内容を軸に、依頼する側と依頼される側のメリットデメリット

依頼内容が

  • 抽象的
    • 依頼する側
      • 期待値の振れ幅が大きい
      • 指示の手間がかからない
    • 依頼される側
      • 達成イメージの幅が広いため面白い
      • 達成できるかどうか不安になる
  • 具体的
    • 依頼する側
      • 期待値の振れ幅がない
      • 指示の準備が大変
    • 依頼される側
      • 知識や経験がなくてもできる
      • 作業ベースなので、つまらない

頼む頼まれるをパターン化

パターン依頼者被依頼者
1指示: 具体期待: 具体
2指示: 抽象期待: 具体
3指示: 具体期待: 抽象
4指示: 抽象期待: 抽象

パターン1,4はそれぞれ抽象度が合っているため、仕事がスムーズ。 パターン2は、ギャップがあるため、そのまま仕事を進めることができない。 パターン3は依頼させる側のスキルからすると、作業ベースの仕事になり、面白さや、成長にはつながらなそう。

被依頼者が成長するには

  • パターン1,4で依頼者が被依頼者のスキルや経験よりも少し抽象度の高い指示を出すと、成長できる

上記について開発チーム内で議論をしました。 以下コメント。

  • 仕事をする中で、上司部下関係なく、抽象度を意識していくことが、スムーズな依頼につながる。
  • 抽象度にギャップがあれは、抽象度を合わせるコミュニケーションを密にすることが大切。
  • 自分の成長のために、いつもより、少し高い抽象度の高い仕事をしていく。
  • 抽象度の高い依頼がある場合は、期待値調整のため、アプトプットの共有を随時していくことがよさそう。

今後も、抽象具象に関して、開発チームに共有、議論していきたいと思います!

さらば!